日本の1.3倍の面積があるスペインはまぶしい太陽の光があふれる陽気なラテンの国。北から南まで地方色豊かで、風景、史跡、食とあらゆる面で旅人を魅了してやまない国でもあります。前年にお隣の国ポルトガルを訪れた際に、スペインにも同じように多くの巨木があることを知り、ぜひこの国を訪れたいと計画したツアーでした。
けれども、ただでさえ広い国。それに加えて、今回はカナリア諸島テネリフェ島も訪問地に加えました。ここには樹齢1000年といわれる有名な龍血樹の巨木があり、めずらしい固有種も豊富だからなのですが、そのため、いつくか地方に訪問地を絞らざるをえませんでした。 でも、どこも本当に美しく、人々も温かかった……。
アンダルシア地方マラガ、オヘン、バレンシア地方エルチェ、地中海に面したハベアは1年中温暖な地。そして、ローマ時代の水道橋と白雪姫のディズニー映画のモデルになったエレガントなお城があるセゴビア。世界遺産の地テネリフェ島。なにより、スペインではどの地を訪れてもお料理が美味しすぎました(^_^)
本当に楽しく、実り多い旅になったのはもちろん、同行してくださったみなさんのおかげでもありますね。とくに、「森のおじいさん」という樹齢800年のスペイン最大のクリの巨木を見に行くために山の悪路を四駆で進む途中、おいしいワインと生ハム、チーズでピクニックブレイクが用意されていたことは印象的でした。
では、そんな旅の様子をすこしだけご覧ください(^ロ^)~~♪
text by Setsuko Kanie(このツアーの幹事)
←カスティーヤ・イ・レオン州コカのスペインビャクシンの前で記念写真。 |
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→アレポッサ松、マークがミロのデザインで有名なバルセロナのラカイシャ銀行が保護していた。 |
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ナハロスのチョポの木(和名/クロヤマナラシ)。幹周り7.2m。 |
ナハロスには3本のチョポの木があった。こちらは見栄えが良かった。幹回り7.2m. |
カスティーヤ・イ・レオン州コカのフランスカイガンショウ(pinus pinaster)。幹周り7.6m。 |
カスティーヤ・イ・レオン州シグルエロのスペインビャクシン(Juniperus thurifera)。幹周り7.8m。現地名サビナ。 |
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テネリフェ島は乾燥した地域だけでなく、湿潤な森もある。ヨーロッパもかつてはこうした形の森だったと聞いた。 |
□染野さん作成の今回のツアーで訪ねた木のリストと案内はこちらから □ 記念写真たくさんスライドショー Start>> □ 記念写真ダウンロード分(ファイルサイズの大きな物)
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[動画] | |
オヘン近郊に栗の木の巨木などを観に行く。ピクニックランチが素敵。 |
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シグルエロのサビナの巨木の説明を聞いているところです。 |
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バレンシア州、ガタ・デ・ゴルゴスのイナゴマメ。地元の研究者の方に説明を聞いているところです。 |
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ご一緒した伊藤さんご夫妻。金婚式を迎えられたお祝いをセゴアで有名な子豚の丸焼き店でお祝いました。 |
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